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海外在住者の新常識!【格安手数料で簡単に海外送金】年会費0円のWISE(旧TransferWise)の使い方と手数料を徹底解説完全ガイド

海外に住んでいると、日本から海外にお金を送りたい、または海外から日本の口座に振り込みたいことが多々あります。

海外のお給料を日本の口座に送金したい

子どもの留学先・ワーホリ先へ資金を送金をしたい

円安のいまこそ日本円に換金しておきたい

海外送金と聞くと、「なんとなく高額になりそう」といったイメージがありませんか。そして事実、その通り。

日本の銀行と海外の銀行は直接的なつながりがありません。送金が完了するまで、実はみえない複数の仲介銀行を経由し、この中継銀行ひとつひとつにも仲介手数料がかかっています

バケツリレーしてるようなもんやね

そんなときに利用したいのがWISE。(旧トランスファーワイズ)

Wiseは格安な手数料で海外送金できるオンラインサービスです。仲介銀行を利用せずに送金できる仕組みが整っているため手数料は格安で、送金にかかる期間も大幅に短縮できます。

WISEなら直接バケツ渡せる!

でも。

大手の銀行じゃないところに自分の資金を預けて大丈夫?

と心配になる方もいるかもしれません。結論、大丈夫です

Wise(日本名:ワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社)は、日本の関東財務局によっても免許登録されているので、日本の大手金融機関と同じレベルのセキュリティで運営されています

受け取り側はWiseではない普通の銀行口座でも大丈夫。

無駄な手数料を払うことなく、格安で簡単、安全に海外送金できるWISEはいまでは海外在住者の常識です。

ヨーロッパ、オーストラリア、シンガポールなどを含むの該当9ヶ国から送金する場合、受取人側がWiseを使うことで、受け取り手数料無料で外貨のまま、簡単にお金を受け取ることができます。

自分の海外資金を日本の口座に送る場合に最高。

まだ一般の銀行による海外送金を利用してる方は、はっきり言って損しています。

時代に取り残されないためにも、この機会にWiseを使いこなして大切な資金をみえない手数料から守りましょう。

この記事では、格安に・迅速に海外送金したい方に向けてWiseの安全性、使いかた、登録方法などについて徹底解説しています

Wise公式ホームページ

目次

WISEとは安全かつ格安手数料で海外送金ができるオンラインプラットフォーム

WISEはひとことで言うと、安く、速く、安全に海外送金ができるイギリス発のオンラインプラットフォームです。

安全性

日本ではワイズ・ペイメンツ・ジャパン株式会社という名で、関東財務局による免許登録がされているので、日本の大手金融機関と同じレベルのセキュリティで運営されています。

世界で1600万人以上の利用者がいると共に、1ヶ月の総送金額は90億ポンド(約1兆4000億円)

これだけたくさんの方が日常的に利用しているWiseの安全性は、この取引額が証明しているといえるでしょう

WISEはなぜ格安に海外送金ができるのか?

Wiseで格安に海外送金ができる理由は海外送金の仕組みの違いにヒントがあります。

Wiseをつかった海外送金の全体の流れ



一般的に銀行を介した海外送金は実際に送金が行われているのに対し、WISEは送金したようにみせている、というところ。

どういうこと?

一般的な銀行を介した海外送金では、

  • 送金手数料 Wiseはこれだけ!
  • 中継銀行手数料
  • 為替手数料

がかかります。

中継銀行手数料

利用者であるわたしたちにとっては、自分の銀行から相手の銀行へお金を移動させるだけのシンプルなものにみえますが、実はその資金は複数の中継地を経由しながら移動しています。

一般的な銀行を介した海外送金の流れ

もちろんその経由地(かかわるすべての銀行)でも都度、利用手数料を支払う必要があり、これがみえない手数料となって上乗せされています。※ SWIFT(スウィフト)と呼ばれる仕組みです

バケツリレーのあいだの人にも人件費発生してる状態。

為替手数料

一般的な銀行を利用した海外送金(SWIFT決済)には為替手数料もかかります。

為替手数料とは異なる通貨で送金する場合に、両替にかかる費用です。

1ドルあたり15銭~1円の為替手数料を上乗せした独自のレートで、支払い総額の3%から5%になることがあります。

これらの小さいように見える手数料がいつのまにか大きくなって引かれ、残ったぶんが資金として振り込まれます。

この2つの手数料をまるっと省くことができるのがWISE

WISEの海外送金システムは、この中継銀行手数料と為替手数料を発生させない仕組みで送金を完結させています

WISEが世界各国に持つ銀行口座にお金が振り込まれたら、その分のお金が送金先の国のこれまたWISE銀行口座から自分の口座にお金が移動してくる、というイメージ。

海外送金したようにみえて実は国内で送金を完結させている、画期的なシステムで仲介手数料を0円にしています。

天才なん?

さらに実際の為替レート(わたしたちがGoogleやYahoo!でチェックするレート)を採用しているので、銀行の上乗せされた独自レートにより送金額が目減りすることもありません。

WISEなら手数料5000円を節約できる?実際に手数料を比較してみる

WISEがどのような仕組みで手数料を省いているかが分かったものの、一体どれくらいお得なのかわからないことにはイメージがつきにくいものです。

WISE公式の送金シミュレーションで、日本円10万円をシンガポールに送金した場合の手数料を他の銀行と比較してみます。

【出典】Wise公式送金シミュレーション

日本の大手銀行MUFGと比べると、10万円の送金で5000円以上の手数料の差があることがわかります。

WISEでは、取引の前に送金にかかる実際の手数料を前もって提示することを約束しています

送金前に正確な金額が把握できるのも安心して使えるポイント

送金シミュレーションで手数料を確認してみる

WISEの登録方法と使いかた

WISEは日本語にも対応しているので、簡単に登録ができます。WISE公式ホームページの指示にしたがって、まずはさくっと初回の設定をしてしまいましょう。

初回に必要な手順
  1. 会員登録(アカウント作成)
  2. 本人確認(実際に送金する過程で完了)

会員登録(アカウント作成)

Wise公式ホームページのトップページ(右上)から会員登録

会員登録の流れ

STEP
言語を選ぶ(同じく右上)

日本語 ”JA” を選択

STEP
メールアドレス登録&アカウントの種類を選択

「個人アカウント」を選択

STEP
居住国を選択して電話番号を入力

シンガポールの国番号は+65
※SMS認証あり。SMSが受け取れる電話番号を登録しましょう

STEP
パスワードを設定する

お好きなパスワードを設定

STEP
メールアドレスの認証

登録したメールアドレスに認証メールが届くので、「メールアドレスを確認する」を押して認証完了です

STEP
実際に送金する に続きます

これでアカウントの作成(会員登録)は完了です。

次に実際に送金して、本人確認を完了させます
※本人確認の工程により、初めの送金は2回目より時間がかかる場合があります。

必要なもの

日本在住の場合と海外在住の場合で必要な書類が異なります。日本在住の方はこちら

海外在住の場合
  • 本人確認書類(パスポート)
  • 住所確認書類 ※種類は以下に後述
  • 送金先情報(日本の口座番号がわかるもの)
住所確認書類は以下のどれか一つ
  • 公共料金の領収書:電気、ガス、電話(携帯電話の領収書は不可)
  • 銀行もしくはクレジットカードの取引明細書
    ※実際の明細書の写真もしくはスキャン、またはPDF
  • 運転免許証
    ※住所と有効期限が記載されているもの
  • 他金融機関や政府機関発行の書類
  • 車両検査証
  • 納税通知書

実際に送金する

STEP
Wiseで使いたい機能を選ぶ(送金、カード、残高)

ここでは送金を選択(ここで選んだ機能以外も使うことができます)

STEP
金額と通貨を指定

この時点で、送金手数料を差し引いた実際の受取金額が確認できます。手数料はいくつかのパターンから選択可能。急ぎでない場合は「最安値の手数料」でOK!

STEP
個人情報の登録

「個人での送金」を選択。
住所や生年月日、電話番号など自分の個人情報を入力。

STEP
送金先の情報

受取り側の情報(日本の口座情報)を登録。
今後は登録された情報からワンクリックで口座を選べます。

STEP
年間予定送金額、収入源・収入額を入力

だいたいでOK

STEP
本人確認を行う

携帯でQRコードまたはメールでリンクを受け取り、本人確認ページにアクセスします。

STEP
身分証を写真に撮る

パスポートなどの書類を選択し、携帯で写真を撮ります。顔写真のページのすべての情報が見えるように撮影してください。

STEP
自分の顔写真を撮る

スマホで自撮りをします。
自撮り写真と身分証明書の一致確認の「許可する」をクリック。

STEP
本人確認終了

手続きが終わったら「本人確認を完了しました」を押して、確認メールを受け取ります。

STEP
質問に答える(初回のみ)

Wiseからの質問に回答します。(だいたいの回答でOK)
アカウントの利用目的は何ですか?
どの国からの送金及び資金の受け取りをする予定ですか?
(複数国選択可。今後利用可能性のある国を選びます)
WISEでは年間どれくらいの送金を予定していますか?
主な収入源は何ですか?

STEP
送金詳細&入金方法

送金詳細を確認して、入金方法へ進みます。

STEP
WISEの口座に振り込む

振込の際は「会員番号」を明記。振込が済んだら、「振込を行いました」をクリック。

STEP
送金手続き完了
  • 無事に着金確認ができたら送金は完了です。入金の確認や着金はメールでもお知らせがきます。
STEP12【WISEの口座に振り込む】

WISEがご自身の銀行口座から自動引き落としすることはありません。指定されたWISE銀行に自分で振込を完了させる必要があります。

最安手数料かつその場で振込ができるオンラインバンキングが主流できすが、ATMでの振り込みも可能です。

WISEなら1-2営業日で送金完了

一般的な銀行での海外送金(SWIFT決済)では、数々の中継先を介するので正確な期間は明記されていません。

たいていの場合、5~6営業日かかると書かれています。なぜこんなにふわっとしてるかと言うと、銀行側もわからないからです。

WISEの場合は1-2営業日で着金します。

シミュレーションの際に手数料といっしょにきちんと明記してくれるので、事前に把握できるのは助かります

円安のうちに送金がお得!WISEで送金した為替差益で資金を増やす

連日の円安ドル高により、

日本、大丈夫??

となりますが、現地の通貨でお給料をもらっている海外在住者にとって、円安はチャンスでもあります。

我が家はほぼ毎日レートをチェックして都度換金(送金)しているので、為替レートによってはいちどの送金で数十万円の利益がでたりします。

いまこのレートで送金したい!

となったときに焦らないよう、アカウント作成だけでも完了しておくのがおすすめ。

WISE公式ホームページ

WISEに関するよくある質問

Q. 送金がキャンセルされた
A. 送金情報に誤りがある可能性があります。

Q. 送金に時間がかかっている
A. 初回は本人確認に時間がかかります。

Q. 入金前の送金をキャンセルしたい
A. キャンセルが可能です。詳細はこちら

現地の通貨でお得に買い物ができる!有能すぎるWISEデビットカード

海外で日本のクレジットカードをつかって支払いをする際には、クレジット会社独自の為替レートと海外事務手数料が発生します。

海外旅行で日本のクレジットカードをつかうとき、決済時に

日本円にする?ドル(現地の通貨)にする?

と聞かれたことのある方も多いのではないでしょうか。

どっちを選ぶべき?

と疑問に思いますが、あれはドル(現地の通貨)を選ぶべきです

日本国外で日本円を選択した場合のレートは、お買い物をしている「お店が独自に指定した為替レート」での価格になるからです。

お店が指定した為替レートはクレジットカード会社の為替レートよりも、もちろん割高。

だいたい1ドルあたり2%ほどの上乗せがあります。

どういう事かと言うと、

日本円決済1ドル102円の支払い
ドル(現地通貨)決済1ドル100円の支払い

そのレートはお店ごとに違うので、後日請求書を確認したら、

なんかめっちゃ引き落とされてへん?

という感覚になるのはあるある。ややこし過ぎて

ちょっとなに言ってるかわかりません

って方も、そんな複雑さをまるっと解決してくれるのがWISEデビットカードです。

WISEデビットカードは実際の交換レート(わたしたちがGoogleやYahoo!でチェックするレート)での決済、かつ海外事務手数料も発生しません。

ひとことで言えば、わざわざ換金せずに現地の通貨で決済してくれる、手数料なしのカードなのです。

WISEデビットカードはWISEのマルチカレンシー口座に紐づいている

WISEマルチカレンシー口座では、40もの通貨を1つのアカウントで同時に管理することができ、お得に送金したり、無料でお金の受け取りなどを行うことができます。

つまりマルチカレンシー口座内に、海外で決済に使う外貨を保有していれば、WISEのデビットカードを使って手数料無料で支払いに利用することができます。

マルチカレンシー口座にシンガポールドルがあれば、シンガポール国内でのお買い物(決済)はシンガポールドルのまま、両替手数料なしで支払いができるという仕組み。

余談ですが、最近母と行った母子旅スペイン旅行でも市場でWISEデビットカードをつかって支払いされている方をたびたびみかけました。

お土産やさんはもちろん、ローカルの方御用達のマーケットで食べ歩きの際にもみかけたので、旅ずきさんの間ではもはや常識。世界中どこでもお得に支払いができる利便性を改めて感じました。

マルチカレンシー口座は海外オンラインショップの決済時にお得

海外オンラインショップの決済するときも、WISEマルチカレンシー口座を使用することで無駄な手数料を支払わずに済みます。

マルチカレンシー口座からは、月々払いなどの引き落としなども可能。日本の銀行はクローズしてきてしまったけど、月々の支払いはあるという方には朗報。

カードの新規発行に1200円かかるので、頻繁に海外でのお買い物をする方や、よく海外サイトからクレジットカードで決済するよという方におすすめ。

まとめ

海外送金する際、手数料で割高になるのは仕方ないと思っていませんでしたか?

海外居住者にとって不必要な出費をおさえることが出来るサービスは日々進化し続けています。

無駄な支出を省いてお得に過ごすか、見えない手数料に出費し続けるかは、知るか知らないか。いまは情報弱者がだらだらと資金を垂れ流す仕組みになりつつあります。

つねにアンテナを張って、行動あるのみ!

参考になればうれしいです!!

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