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CAが準備する子連れ一時帰国持ち物

海外生活に年に数回ある一時帰国

自分のものだけでもなにを持っていこうか悩むのに、子連れとなると量が倍増。(なんなら倍以上)

”飛行機の中の人”でありつつ、娘(第一子)が産まれた当時は香港に住んでいたので何十回も母子で渡航している経験がありますが、いまだに子連れ飛行機は気合いがいります。

下の子が幼稚園児になってずいぶんと楽になりましたが、周りのお客さんに迷惑がかからないか、ちゃんと寝てくれるかなどただでさえ神経をすり減らす機内。

母子ともになるべく快適に過ごしたいものです

とはいえあれもこれも持ち込むと、使わないものを無駄に運ぶことになりかさばってしまうしエネルギーも使います

以前、温泉一泊旅行の持ち物の記事にも書きましたが、基本はトラベルライト

https://www.outportmomcrew.com/whattobringfortrip/

自身の子連れ渡航経験と乗務員として小さなお子様連れのお客様との関わりから絞り込まれた、本当に必要な荷物だけを持っていくようにしています

目次

機内持ち込み

  • パスポート
  • 入国書類(PCR陰性証明など)
  • 現金・クレジットカード
  • スマホ
  • ペン
  • 充電ケーブル
  • モバイルバッテリー
  • リップクリーム
  • ハンドタオル
  • ゴミ袋
  • ウルトラライトダウン

【こども】

  • iPad
  • Nintendo switch
  • チャレンジタッチ
  • おやつ
  • 軽食
  • 水筒(こどもの人数分)
  • お出かけセット(セットの中身は後述)
  • 息子愛用ねんねタオル(息子はこれがないと寝られません)
  • 選んだおもちゃ(こどもに選んでもらった小さいおもちゃ)
  • ※上着1着ずつ
  • ※靴下1足ずつ
    ※我が家は着用していきます

リストにするととても多く感じますが、マザーズバッグ1つにまとまります

※ニンテンドースイッチとタブレット、水筒は各自こどものリュックへイン

【赤ちゃん連れの場合】

  • 哺乳瓶
  • ミルク
  • ※水筒(中身はお湯)
  • ※離乳食
  • 授乳ケープ
  • ※おむつ・おしりふき
  • 着替え1式
    を追加で持っていきます ※印は機内でもらえます

中には機内でもらえるものもありますが、使ったことのない海外製だったり、食べなれていなくて口に合わず大暴れ…なんてことを避けるために持参するが吉です

毎回機内で活躍するのが、ユニクロのウルトラライトダウン

わたしの勤務先でも持っていないクルーはみたことがありません。(笑)

恐らくいままでのフライト(お仕事でもプライベートでも)で使用率100%。

自分が使わなくても、こどもが寝たときにブランケット替わりになるし、付属の袋に入った状態だとちょっとした枕になります。わたしはよく背もたれを倒し、アームレストを上げてできた隙間にライトダウンをかませて頭置き場にして爆睡しています

機内でもブランケットや枕が借りられますが、航空会社によってぺらっぺらなときがありますし、なによりダウンのほうが軽くて暖かいです。

今回はLCCのZIPAIRだったのでブランケットの貸し出しがなく、終始活躍していました

最近の飛行機は各座席にUSBの差込口があるので、モバイルバッテリーはなくても大丈夫です。古い機材だと備わっていないか、差込口の形が一定のものしか使用できないことがあるのでわたしは一応持っていきます

ペンは機内でも借りられますし、荷物の受け取りカルーセル前でも記入できるスペースがありますが、税関申告書を配った瞬間からたくさんのお客様からペンを頼まれるのでCAさんに忘れられがちです。(笑)

荷物の受け取り場所で書こうものなら、こどもはちょろちょろと動き回るわ、出てきているはずの自分の荷物が颯爽とまわっていってしまったり、小さなストレスが溜まるので忘れないようにしています

旅行用財布でもっぱらわたしが使っているのが無印のナイロンメッシュペンケース・ポケット付きです

お札や小銭はもちろん、家族全員ぶんの保険証やこども医療費受給者証も入る絶妙な大きさ

中にポケットがついているのでこれが地味に便利です

わたしは日本円の他にカードと免許証、ポケット部分には実家の鍵と印鑑を入れてパスポートと一緒に保管しているので、一時帰国準備の際はこれをまるまる持ち出すだけです

機内での服装

基本的には目的地の気温に合わせた服装を上下着用しますが、靴下と上着はマストです

構造上機内では足がとても冷えますし、足が冷えだすと身体全体が冷えてしまって快適に寝られません。

CAさんに言えばある程度の温度調節は可能ですが、同じゾーンにいるほかのお客様にも配慮しなければいけないのがマニュアルとしてあります。

みんなが同じように寒いと感じていればいいのですが、そうでない場合は同じタイミングで、逆に暑いから温度を下げてくれと言われることもあります。

特に国際線では体感温度が高めの屈強な外国人男性なんかもいらっしゃるので、自分で温度管理できるように準備したいものです

預け入れ荷物(チェックインカウンターで預ける荷物)

渡航先が日本のときは、本当に適当。(笑)

なにか忘れても安易に購入できる安心感から、機内持ち込み荷物を準備するときの集中力からは考えられないくらいオフモード

とはいえすでに持っているものを増やすのも避けたいので、一応ちゃんと準備します

【重要度高】

  • 母子手帳・保険証
  • コンタクト
  • 眼鏡
  • 就寝時用マウスピース
  • 保湿クリーム(皮膚科処方)

【重要度低】

  • 服上下 各3コーデずつ
  • 下着×3
  • 靴下2足(機内で履くものを含む)
  • アクセサリー
  • 習い事の準備
  • 水着
  • 帽子
  • サンダル

なにかあったときにすぐ必要な保険証や母子手帳、病院処方のお薬など毎日使うものは忘れると地味に不便なのでまっさきにスーツケースへ。


その他衣類や靴などは着ていくものもあるし、最悪忘れても買い足したりするので適当です。

これで全員ぶん

機内での赤ちゃん用ミルク事情

ミルク用のお湯もCAさんに頼めば用意してもらえますが、常温のお水はペットボトルの飲料水、お湯はコーヒーメーカーから出る浄水を使用しています。

いつ、どんな頻度でフィルターの掃除・交換が行われているかは乗務員すらわからないので清潔さは疑問。

年に数回飛行機に乗る成人乗客ならなんの問題もありませんが、年に何十本とフライトをこなすCAたちは、機内のお湯より持参するほうが肌の調子がいいなどと言って、マイボトルに自宅で沸かしたお湯を持参している人も多いです

そして忘れてはいけないのは、お子さんがいらっしゃるCAさんは少数派だということ。

自身もそうですが、母になる前まではミルクの作り方なんて知りませんでした

粉ミルクは70度以上のお湯で溶かしてしまうと栄養成分が壊れてしまったり、だまになることなど自分が親になって初めて知ったことです

ギャレーに戻ったら、ミルクの入った哺乳瓶にあっつあつの熱湯を規定の量まで並々入れて、お客さんが立ち尽くす…なんて光景はあるあるです

そんなこんなで赤ちゃんがお腹がすいて泣き始めてから、ミルクにありつけるまで軽く15分ほどかかることを想像したら地獄です

あげたいタイミングで、自分の座席で作れるに越したことはありません

まとめ

万が一のことを思ってたくさん準備したけど、案外使わず帰りのパッキングをするまでスーツケースに残ったままだった、なんてことありませんか

帰りのスーツケースは日本からの食材をぎっちぎちに詰めたいので1cmのスペースでも惜しい。(笑)

日本に着いて数日したらスーツケースの中身はからっぽで、帰りの準備をするまで出番なしというのが理想です

季節によって多少の違いはあれど、毎回持っていくものは同じなので持ち物リストをメモしてパスポートと一緒に保管しています

夫との共有もできるし、考える手間が省けて準備の時間を短縮できるのでおススメ

参考になれば嬉しいです!!

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