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【保存版】シンガポールへ発送したはずの荷物が届かない SFA(Singapore Food Agency)からの手紙への対処法

海外に住んでいるととってもありがたい日本からの仕送り。いつものように日本から発送されたはずの荷物が、予定日を過ぎても届かず困っていませんか?

ご自宅のポストにシングポストからの手紙が届いている場合、SFA(Singapore Food Agency)に引っかかって配送が止まってしまっています。

うっそーん。

SFA(Singapore Food Agency)はシンガポールの食品品質の行政機関。

この手紙の内容、とってもわかりにくくないですか。文章だけ和訳しても、一見なにをすればいいのかわかりません。日本語で書かれた情報が少なくて、はじめはとても時間がかかりました。

放置していると日本に返送されてしまうので、できるだけ迅速に対応しましょう。

この記事を読めば、無駄な時間や手間をかけずに最短の手順で解決することができます。

SFAで止まっている荷物を受け取るには、輸入許可証(インポートパーミット)を取得する必要があり、委託料金SGD50前後がかかります。

過去に2回、日本から発送したはずの荷物がSFA(Singapore Food Agency)に引っかかったわたしが、SFAからの手紙への対応と荷物を受け取るまでの手順について詳しく解説しています。

日本のテレビが視聴できない「困った」を解決!海外から日本の番組をみる方法3選についての記事はこちら。

目次

SFA(Singapore Food Agency)とは食品品質管理の政府機関

Singapore Food Agency(SFA)は、食品の安全性、品質、供給、および栄養に関連するさまざまな問題を監督し、調整するためのシンガポールの政府機関です。

主に食品の安全性と品質を監視し、規制する役割があります。これには食品の輸入、製造、流通、販売に関する規制が含まれます。

シンガポールの住民に安全で健康的な食品が提供され、食品産業が持続可能な成長を達成できるよう支援する目的で活動しています。【出典】シンガポールSFA(Singapore Food Agency)公式ウェブサイトHome | Singapore Government Singapore Food Agency (sfa.gov.sg)

SFAからの手紙の内容

手紙はすべて英語表記、合計3枚が同封されています。

1枚目手紙の趣旨の説明
2枚目送り状のコピー
3枚目輸入許可書を発行してくれるプロバイダー一覧
1枚目
2枚目

手紙の趣旨は

  • 荷物がSFAによって保管されている
  • 適切な手順を踏んで回収するように
  • 14日以内に対応がない場合は送り主に返送する

という内容。

えらいこっちゃー!

わたしたちの貴重な日本製品が入っている宝箱を、日本に返送されてしまったら立ち直れませんよね。早急に対応しましょう。

SFAへ輸入許可書を提出して荷物を取り戻す4ステップ

まず前提として、荷物を回収するには約SGD50前後の料金が発生します。これはどうあがいてもかかる料金なので潔くあきらめましょう。

STEP
SFA’s Online Feedback Formを提出する

Feedback – SFAへアクセスし、オンラインフォームを提出

続いて自分の情報を入力していきます。

STEP
輸入許可書を発行してくれるプロバイダーに連絡

手紙の3枚目に記載されている輸入許可書を発行してくれるプロバイダー一覧からすきなのを一つ選び連絡します。

STEP
必要書類に記入して提出
  • Undertaking Letter
  • Declaration Form
    を記入して提出
STEP
料金の支払い

Paynow(シンガポールの電子決済方法)で支払い

STEP1:SFA’s Online Feedback Formを提出する

まずはFeedback – SFAへアクセスし、オンラインフォームを提出

記入方法はこちら

続いて自分の情報を入力していきます。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: SFA2-1024x428.png

最後に“Submit”を押して完了です。しばらくしたら受付完了メールが送られてきますがこれには返信などは不要です。

STEP2:輸入許可書を発行してくれるプロバイダーに連絡

料金がかかってくるのはこのステップです(約SGD50)

手紙の3枚目に記載されている輸入許可書を発行してくれるプロバイダー一覧からすきなのを一つ選び連絡します。

好きなのもへったくれもないわい

と思いますよね。どこにお願いしても大丈夫だと思いますが、わたしはこのプロバイダー選びにとっても時間がかかりました。

数社に連絡してみましたが、英語があんまり通じない、折り返すと言ってかかってこない、メールの返信なしなどなど。

そんなこんなでやっと事がすんなり運び出したのは、我が家が2回にわたりお世話になったPermit Poviderです

最初の電話ではイケボのお兄ちゃんが対応してくれ、あとはwhatsapp、もしくはメールでのやりとりなので安心です

電話先では

  • メールアドレス
  • 電話番号の確認
  • アイテムナンバー(追跡番号)の確認
  • どんな食品がどれだけ入っているか
  • 食品アイテムの総額
  • ブランドと写真(ある場合)

をざっと聞かれ、数分後にメールアドレスに必要な書類がPDFで送られてきます。ひとつひとつ正確でなくてもだいたいで大丈夫。

ステップ3:必要書類に記入して提出

電話で伝えたメールアドレスに送られてくる書類は

  • Undertaking Letter
  • Declaration Form

の2種類です

まずはUndertaking Letterを記入していきましょう。

Undertaking Letter書きかた
Undertaking Letter

TRACKING NUMBER、TOTAL PACKAGEをはじめ、名前や住所などの項目はあらかじめ入力してくれているので、TOTAL WEIGHT(総重量)とITEM/VALUE…の箇所を記入します。書きかたはEXPに記してくれている通りです(EXP:SNACK/SGD5/1KG/ABC BRAND)

続いてDeclaration Formも記入

Declaration Form書きかた
Declaration Form

下線の箇所に、Undertaking Letterと同様のアイテムを記入し、最後の “Signature” にサインして完了。この書類がないと、プロバイダーも先に進めないので記入が終わったら速やかに送り返しましょう

ま…まだ?

ステップ4:料金の支払い

ここまできたらもう一息。書類の確認が終わったら、料金の振込先が書かれたメールが送られてきます

支払い方法はPaynowです。希望すれば銀行振り込みも対応してくれます。支払いが確認できたらあとはプロバイダーがSFAにかけあってくれるので、荷物が発送されるのを待つのみです

※1回目(2022年)は支払い後に取得したImport Permit(輸入許可書)を自分でSingpostに転送する手順があったのですが、今回はありませんでした。

SFA(Singapore Food Agency)から解放された荷物の受け取り

必要書類がプロバイダーにより提出され、SFAからの輸入許可がおりると荷物を発送した趣旨のメールが届きます

我が家の場合はメールから3日以内に届いていて、不在の際は置き配されます。

日本からの荷物がSFA(Singapore Food Agency)にひっかかる原因

実際に引っかかった荷物の中身はこちら

引っかかった荷物

ほぼ毎月、日本から荷物を送ってもらっていますが、SFAに引っかかる原因はいまだにわかりません。あくまで推測ですが、

送り状に”Food”という記載があれば内容をチェックされ、規定に反しそうな項目があるととりあえず拘束されてしまう印象。

一回目は母がよかれと思って入れてくれた”ちょっといい醤油”が、2回目の今回は、夫の本社がテンプレで書いてしまった”Seaweed“(海藻)と”Retort food“(レトルト食品)が引っかかった可能性が高いです。※真相は謎

結局その醤油もレトルト食品も無事取り上げられることなく届いたので、中身が結果的に規定に反していようがなかろうが、プロバイダーの委託代$50はとられます。

解せん。

まとめ

2回目に手紙が届いたときは手順がわかっていたので落ち着いて対処できましたが、1回目のときはかなり焦りました。

送り状の内容によってはかなり厳しくチェック・確認され、手間と時間、コストもかかるので、やっぱり引っかからないのが1番。シンガポールにフードアイテムを送る際には書きかたに工夫が必要だと感じました

参考になればうれしいです!

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